山本 修一

アサン メディカルセンター(ソウル)

韓国・アサン メディカルセンターでの研修を終えて

2008年春、韓国ソウル・アサン メディカルセンターへ行かせていただき、研修を行ってきました。アサン メディカルセンターは約2800床と世界で3番目の病床数を誇る韓国最大の病院です。私がお世話になった放射線科・Song教授は、除去可能な消化管ステント(retrievable stent)などを開発され、非血管系IVRでは世界でも有名な方です。また臨床においても、血管系を含め1日約50~70件ものIVR関連治療を行っています。そのため手技は習熟しており、病変にアプローチするスピードはとても速かったです。

外の世界あるいはレベルの高い世界を経験しないと
わからないことがある

自分にとっては広い世界を見ることができたという意味でとてもよい経験になりました。昨年度お世話になったある指導医が、「自動車を運転したことのない人にいくら運転のことを言ってもわからないように、外の世界あるいはレベルの高い世界を経験しないとわからないことがある」とおっしゃっていたのですが、多少なりとも自分にも理解できたような気がしました。

英語に関しては、頭の中で英作文をしようとしても、結局うまく表現できないこともありました。日本にいてはほとんど英語を言葉に出す機会はないのですが、今後勉強するにあたっての良いmotivationになると思いました。

アサン メディカルセンター

左) 現代グループの病院で、東棟・西棟・新棟がありとても広い。地下は食堂街のようになっており、迷子になるくらいです。
右) 助手として手技にも参加させていただきました。中央はお世話になったShin先生。

左) 宴会の様子。焼肉を御馳走になりました。手をつないでいるのは深い意味は無い様。
右) Shin先生とお子様たち。子供たちも英語を勉強していて、英会話ができます。

山本修一 | スタッフ紹介