環境予防医学分野

Division of Environmental and Preventive Medicine

分野の特色

 環境予防医学分野は、人間の健康状態を宿主・病因・環境に関する各種要因のダイナミズムとして捉え、それらの要因を改善することにより疾病を予防し、健康の保持増進をはかることを目的として教育・研究・地域貢献に従事しています。健康状態を総合的な視点で把握する能力を養い、疾病予防と健康増進に関する理論と実践について研鑽を積んでいます。

分野での主要な研究テーマとその取り組みについての説明

(1) 大規模全国調査に基づく喫煙・飲酒対策に関する疫学調査
 喫煙・飲酒対策に関する各種の関連要因や環境について、大規模な全国的調査を実施しながら継続的な疫学調査を実施しています。特に未成年の喫煙・飲酒に関しては、現在全国で実施されている「健康日本21」の基礎データを提供しました(尾崎助教授)。現在進行中のテーマは次のようなものです。
1.未成年の飲酒・喫煙を取り巻く環境に関する調査
2.未成年飲酒の予防に関する研究
3.成人の飲酒実態全国調査
4.保健所、市町村のたばこ対策調査

(2) 地域がん登録制度、脳卒中登録制度を活用したがん・脳卒中予防に関する疫学的研究
 教室では、鳥取県内の地域がん登録制度と脳卒中登録制度に協力しています。地域でのがん・脳卒中の発症状況を把握し、予防活動に生かす研究を実施しています。現在進行中のテーマは次のようなものです。
1.地域における脳卒中発症者の追跡研究
2.地域がん登録を活用したがん罹患に関する疫学的研究

(3) 学校保健・産業保健・地域保健に関する研究
 小学校・中学校を対象にした生活習慣病予防対策や職域の事業所におけるメンタルヘルス対策・健康管理対策、また、地域保健分野における「健康日本21」や「健やか親子21」の推進に関する研究などを行っています。現在進行中のテーマは次のようなものです。
1.小児期からの生活習慣病予防に関する研究
2.地域における「健やか親子21」の推進に関する研究
3.健康日本21推進における保健所の役割に関する調査研究
4.地域における介護予防をめざした高齢者コホート研究
5.職域におけるメンタルヘルス・健康管理に関する研究
6.地域在住高齢者の人生の最終段階における医療の希望に関するコホート研究

(4) 臨床疫学、疫学研究に関する助言・支援
 臨床疫学、研究デザイン・解析について、助言を行っています。また、これまで公衆衛生分野だけでなく、精神科・麻酔科・産婦人科・小児科・看護等を専攻する社会人、大学院生が在籍しています。公衆衛生学や疫学研究に関心がある大学院生を募集しています。興味のある方は当分野までご連絡ください。

スタッフ

教授  尾崎 米厚
講師  金城 文
助教  桑原 祐樹

 電話番号

TEL 0859-38-6103
FAX 0859-38-6100

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