臨床心理学専攻の特色

Strengths of clinical psychology courses

 

臨床心理学専攻の特長 国立大学医学部の強みを活かした教育・研究環境

  本専攻は、2008年4月に臨床心理士養成第一種指定大学院の認定を受け、医学系研究科の中では全国で初めて心理職を養成する大学院として誕生しました。また、2018年度からは心理職としての初の国家資格である公認心理師の養成を開始しました。
  本専攻は学部を持たず大学院だけの専門課程であるため、全国から学生が集い、研究と臨床を行っています。定員6名に対し、専任教員5名を配置しており、少人数による臨床および研究指導が受けられます。
  本専攻では、医学系研究科にある強みを活かし、所定の単位をとることで公認心理師と臨床心理士の受験資格が得られます。修了者には、修士(臨床心理学)の学位が与えられます。また、本専攻には専門行動療法士資格を有する教員がおり、心理職専門資格として日本認知・行動療法学会認定行動療法士を目指すこともできます。さらに研究を深めたい人は、鳥取大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程に進学することもできます。

教育内容 現代社会の諸問題に対応できる心理臨床家と研究者の育成

 本専攻に入学した大学院生には、臨床心理相談センターでの徹底した臨床実習をはじめ、鳥取大学医学部附属病院での実習など、医学系研究科ならではの充実したカリキュラムが用意されています。医学部附属病院では、精神科病棟回診や脳神経小児科での知能検査を始めとする高度な医療専門実習を行います。学外では、精神科病院で統合失調症の患者さんに対するSSTや認知症の患者さんへの回想法、療育センターや児童家庭支援センターといった福祉施設での実習等、多様で実践的な実習プログラムが組まれ、2年間にわたり密度の濃い本格的な臨床実習が行われています。 
  講義においても、公認心理師および臨床心理士に対応したカリキュラムが用意されています。医学部にある専攻のため、医学関連の科目が充実しています。心理療法では、認知行動療法などの行動理論、精神分析などの精神力動論など基本的な理論・技法について学びを深めます。その上で、発達障害についての臨床、パーソナリティの問題、ストレスマネジメント、産業場面での心理的援助など、現代社会で課題となる様々なテーマについて幅広く学び、心理職として社会に貢献できる対応力を養います。
  本専攻では、深い人間理解に基づく幅広い臨床心理学の知識技術を身につけた高度専門職業人研究者を養成していくことを目指しています。

研究内容 より良い社会に向けた医学と心理学の連携と新たな展開

 本専攻の教員スタッフは、豊富な心理臨床経験と研究実績を背景に、いじめや不登校、抑うつ、不安、職場・学校での不適応、発達障害児や精神障害者への支援、高齢者への支援、またそれぞれの家族や専門家への支援など、現代社会で課題となっている様々なテーマと向き合い、よりよい社会に向けて積極的な研究を行っています。教員の研究内容については、教員紹介のページを参照してください。 
 大学院生は、それぞれの教員の元で、多様な臨床心理学的テーマに基づく研究を進めています。大学院生の実施する研究は、クライエントを対象とした事例研究、質問紙を用いた調査研究など幅広く、2年間の成果を修士論文としてまとめています。それ以外に、自身の研究や臨床実践を、『鳥取臨床心理研究』を始めとする専門誌に投稿したり、学会発表したりと、積極的に研究活動を展開しています。
  

入学試験についての詳細は、こちらもしくは『お知らせ・新着情報』をご覧ください。

教員の紹介

【教授】
井上 雅彦最上 多美子 菊池 義人 兼子 幸一(脳神経医科学講座精神行動医学分野)・ 前垣 義弘(脳神経医科学講座脳神経小児科分野)
【准教授】
竹田 伸也
【講師】
福崎 俊貴

 

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