令和6年入局の田中七海と申します。
私は鳥取大学医学部を卒業後、松江赤十字病院での初期研修を経て、鳥取大学脳神経内科に入局しました。
学生実習で脳神経内科を回った際に漠然と興味を持ち、初期研修で脳神経内科をローテートした際に、脳卒中などの神経救急疾患の診療をしてみたいと思うようになりました。また、内科系の中では手技が少ないことが、手先が不器用な自分にとってかなり大きな決め手になりました。
昨年から脳神経内科医として働き始め、知識不足や経験不足により悩む場面は多々ありながらも、上級医の先生方の優しく熱心なご指導のおかげで、日々自分自身の成長を感じながら診療ができていると思います。
脳神経系の疾患は多彩な症状を引き起こし、診断において病歴聴取や神経診察が非常に重要になります。逆に言えば、病歴と診察である程度疾患や病巣が予測できるところが面白いところであると感じています。
大学病院では、脳卒中をはじめとする急性期疾患はもちろん、神経変性疾患などの慢性疾患や、そのほか珍しい症例も経験することができ、大変勉強になっています。
脳神経内科に少しでも興味がある方は、一度、鳥取大学脳神経内科に見学に来ていただき雰囲気を感じていただけたらと思います。