鳥取大学医学部 脳神経医科学講座 脳神経内科学分野

診療案内

病棟案内

脳神経内科病棟

脳神経内科では7階B病棟を中心に入院診療を行い、重症度に応じて救命救急センター、HCU、ICUに入院していただいております。
主に脳血管障害急性期、神経救急、神経難病をはじめとする各種神経疾患の治療入院、稀な疾患の診断目的の検査入院などを行っております。

当科においては複数担当医によるグループ制診療を行っております。
定期的な教授回診、症例検討会、入退院カンファレンス、グループカンファレンスを行い、診断・治療方針を検討しながら質の高い医療を提供できるよう努めています。
入院患者数は2021年度は616人であり、内訳は脳血管障害、神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症など)、認知症性疾患(アルツハイマー病など)、頭痛、末梢神経障害、筋疾患、神経免疫性疾患など多岐にわたります。


 

院内の他部署との合同カンファレンス(リハビリテーション部とのカンファレンス、病理部門とのカンファレンスなど)を定期的に行うなど、関連部門との連携を図っています。

神経難病の診療においては、院内に併設されている鳥取県難病相談・支援センターと連携を図り、医療情報の提供、社会福祉の活用支援、就労支援など含めた包括的な医療の医療・支援を行っております。
一方、脳卒中診療においては、当院は一次脳卒中センターとしての認定を受けており、脳神経外科などとも連携しながら超急性期治療を行っています。

また、医福支援センターなどと連携しながら脳卒中地域連携パスを活用したシームレスな脳卒中診療を提供しています。
神経難病における遺伝子診断、神経変性疾患に対する経頭蓋骨磁気刺激療法、免疫性神経筋疾患に対する3者併用療法(ステロイドパルス療法、血漿交換療法、免疫グロブリン療法)、各種治験への積極的な参加など先端医療にも取り組んでおり、内外から高い評価を得ています。



疾患別入院患者数

疾患名 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
脳血管障害 216 253 239 268 246 256 259 301 232 251 272
錐体外路系疾患 147 136 164 140 94 72 86 100 99 81 74
脊髄小脳変性症 29 25 36 37 22 18 20 8 31 22 24
筋疾患 43 42 38 32 35 34 49 44 42 48 43
認知症 56 34 34 32 41 24 38 12 15 28 24
末梢神経障害 36 35 34 39 30 31 26 18 37 40 33
頭痛 14 8 16 17 8 10 9 0 9 13 6
運動ニューロン疾患 32 44 45 56 46 36 47 41 48 45 42
脱髄性疾患 35 23 33 9 17 16 20 22 10 11 12
脊髄疾患 15 22 21 11 17 19 6 17 10 12 15
てんかん 30 35 38 20 66 52 39 27 21 33 50
神経感染症 27 26 12 16 23 15 18 13 8 14 23
その他 3 9 10 5 10 9 4 17 16 13 25
脳腫瘍 1 4 1 3 3 4 3 0 6 5 5
684 696 721 685 658 596 624 620 584 616 648

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