ポリシー

ディプロマポリシー

遺伝医学の知識をもち、認定遺伝カウンセラー®に必要な知識、技術、態度を備えた人材の育成を目指します。
この教育目的を踏まえ、学生が所定の科目を履修し、所定の単位を修得して論文審査に合格し、次の能力を身につけた時に修士(医科学)の学位を授与します。

  1. ゲノム医療の場において必要な基礎医学、生命医療倫理、遺伝カウンセリング、研究倫理に関する専門知識を修得している。
  2. 患者や家族に対する遺伝的要因が関与する医学的、倫理的、心理・社会的影響を理解し、様々な情報提供や心理的、社会的サポートを行う実践的な能力を有している。
  3. 患者・家族との信頼関係や、医療スタッフとの協力関係を形成・維持するコミュニケーション力・態度を有している。
  4. ゲノム医療や遺伝カウンセリングに関する課題に対し、エビデンスを明らかにする研究力・課題解決力を有している

カリキュラムポリシー

認定遺伝カウンセラー®の資格認定試験の受験資格に必要な指定科目を履修し、遺伝カウンセリング等の実践、ゲノム医療の発展に寄与するための知識、技術、態度の修得を目的として、教育課程を編成し、実施します。

1. 教育課程・教育内容

ゲノム医療の基礎となる生命科学、人類遺伝学、臨床遺伝学等や、専門職として必要な生命医療倫理、遺伝カウンセリング、研究倫理等に関する学識を身につけるとともに、遺伝カウンセリング演習や陪席実習を通じて、コミュニケーション力を養い、チーム医療を理解する能力を育成します。

2. 教育方法

多様な教員による教育体制により、最新かつ幅広い知識の習得と多元的な思考力、コミュニケーション力、ゲノム医療や遺伝カウンセリングにおける課題を発見・解決する能力を育成します。

3. 学修成果の評価

研究科の定める成績評価基準に基づき、厳格な学修評価を行い、修士論文の審査及び試験を実施します。
学生の学修成果等をもとに、教育課程を検証します。

アドミッションポリシー

認定遺伝カウンセラー養成コースでは、認定遺伝カウンセラー®を志す次のような人を、学力考査と人物評価により広く受け入れます。

  1. ゲノム医療や遺伝カウンセリングの実践に必要な遺伝医学等の知識や医療倫理観、遺伝カウンセリングに必要なコミュニケーション等技術を身につけることを志す人
  2. ゲノム医療や遺伝カウンセリングを必要とする方の医学的、心理・社会的課題を見出し、解決するための、実践的な能力を身につけることを志す人
  3. 遺伝における課題を探求する力、解決する力を身につけようとする人