医学部健康政策医学分野が「フレイル予防巡回健康診断」を実施しています

令和6年6月より、医学部健康政策医学分野が米子市、ダイキン工業と共同で「フレイル予防巡回健康診断」を開始しました。この健康診断は、「フレイル(※)」となる要因を探り、予防や対策につなげることを目的としています。

(※)加齢によって心身が老いて衰えてきた状態のことで、適切な予防や治療で健康に戻れる、健康と要介護の中間の段階のこと。

フレイル予防のプロジェクト自体は令和4年より続けられていますが、公民館など地域の施設を巡回して受けられるようにしたのは初の試みです。フレイルチェックとして、身長・体重・握力・筋力などの検査から栄養・食事・口腔・認知機能などの問診まで幅広い検診を受けられるような体制となっています。

巡回健康診断は、米子市尚徳中学校区在住の65歳以上の方を対象に令和6年11月半ばまで実施しています。検診を担当している当分野の森田明美教授は、「本来、半日かけて病院で行うような検査が身近に受診できるので、ぜひこの機会に参加してほしい」とのことです。

フレイル予防チラシ
チラシをクリックすると詳細が見られます
 
フレイル写真1
参加者に問診をする森田明美教授
フレイル写真2
身体検査の様子
フレイル写真3
歩幅を測定する参加者
フレイル写真4
運動機能の問診を受ける参加者