ランゲルハンス細胞組織球症発症仮説

我々のデータに基づく発症仮説

ランゲルハンス細胞組織球症(LCH)は長い間、

   反応性疾患? or 腫瘍性疾患?

との論争がなされてきました。

我々のデータによれば、

   反応性疾患   and (on) 腫瘍性疾患

と考えた方が良いようです。

「腫瘍原性形質を有する異常ランゲルハンス細胞が何らかのトリガーに過剰反応した疾患」

トリガー候補:メルケル細胞ポリオーマウイルス(Hum Pathol 2014 JanPubMed
in English (タバコに関しても記載しています)
この事に関して、以下のコメントを記載致しました。
(2013年11月22日)
Murakami I. Commentary. J Cranio Max Dis 2013;2:149-50
http://www.craniomaxillary.com/text.asp?2013/2/2/149/121848
ランゲルハンス細胞組織球症の診断、治療に貢献出来るように、この仮説をさらに検討中です。 
LCH総説(2015 2 2) (Cell Commun Signal) (PubMed Central) (PubMed)