視覚病態学分野

Division of Ophthalmology and Visual Science

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分野の特色

 外界の情報の80%以上は視覚を通して入るといわれています。このquality of lifeにとって大変重要な視覚器官である眼に関する研究を行っています。内容的には基礎的なものから臨床的なものまでカバーしており、オキュラーサーフェスと呼ばれる結膜、角膜から眼底の網膜まで幅広く研究対象としています。教室の全員が眼科学全般にわたって研鑽を積む以外に、それぞれがサブスペシャリティを持ちながら大学院生を交えて楽しく充実した研究生活を送っています。

分野での主要な研究テーマとその取り組みについての説明

角膜感染症・免疫学
 難治性角膜炎の分子診断の開発をめざし、角膜ヘルペスやサイトメガロウイルス角膜内皮炎をはじめとした角膜や前眼部の免疫、感染、メタゲノム、PCR診断に関する研究を行っている。
さらに、ぶどう膜炎を含めた感染、炎症性疾患の観点から、難治性緑内障の発症に関わる分子群の探索及び創薬候補の探索を行っている。

網膜疾患
 加齢性黄斑変性や未熟児網膜症など、失明リスクの高い網膜疾患を対象に、その病態として血管新生を起こすメカニズムや治療標的候補分子の探索的研究を行っている。

眼科画像AI
 人工知能技術を応用し、角膜感染症の病原体を画像から診断するシステムの開発、アレルギー性結膜疾患の画像診断技術の開発を行っている。

エクソソームによるリキッドバイオプシー診断技術の開発
 リキッドバイオプシーとして眼内液や涙液に着目し、病態診断技術の開発を行っている。特に涙液においては、抽出したエクソソームを用いて、加齢性黄斑変性や糖尿病網膜症の早期診断技術の開発や、創薬候補分子群の探索を行っている。

スタッフ

教授   宮崎  大
講師   馬場 高志
講師   佐々木 慎一 
助教   唐下 千寿
助教   春木 智子
助教   稲田 耕大
助教   魚谷 竜
助教   永瀬 大輔

 電話番号

TEL 0859-38-6617

関連リンク

研究室ホームページ https://www.med.tottori-u.ac.jp/ophthal/
診療科ホームページ
      http://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/departments/medical/ophthalmology/ 【眼科】