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元鳥取大学長・豐島良太先生著「とりだい秘史」を刊行!記者発表を行いました

令和8年7月29日、元鳥取大学長・豐島良太先生の著書「とりだい秘史」の発刊記者発表を行いました。
発表には豐島先生をはじめ、編集を担当された株式会社カニジル代表取締役の田崎健太氏、そして本学からは原田省学長、永島英樹医学部長、武中篤病院長が出席しました。

本書は、豐島先生が学長在任中に抱いた疑問から始まりました。そこから10年におよぶ緻密な文献調査を重ね、歴史的な真実に迫った一冊です。昭和18年の鳥取大震災が米子への設置を決定づけたとする「文部省起案説」を導き出し、これまでの定説を塗り替える内容となっています。

編集は、ノンフィクション作家でもある田崎健太氏が担当しました。戦中・戦後の難解な史料を現代語に訳し、和暦に西暦を併記するなど、歴史的価値を保ちながらも幅広い読者に届く一冊に仕上がっています。

会見で豐島先生は、戦時下という極限状態にあっても、国が確かな政策のもとで米子医専の設立を決定していた事実を紹介しました。併せて、学び舎や施設を提供するなど設立に尽力した地域の方々への深い敬意を語り、無私の精神で礎を築いた先人の志を語り継ぐことの大切さを強調しました。地域の皆さんや学生・教職員に本書を通じて歴史を知っていただくことで、今の医学部や病院をより身近に感じてもらえたら、という想いも語られました。

2029年には新病院の着工が予定されています。本学の原点を伝える本書は、「鳥取大学医学部80周年記念事業」へのご寄附いただいた方に記念品としても贈呈するほか、病院内ローソンにて販売いたします。先人たちの想いと地域の志が詰まった一冊を、ぜひ多くの方にご覧いただければ幸いです

とりだい秘史①
記念撮影
(左から武中病院長、田崎代表取締役、豐島元学長、
原田学長、永島医学部長)
とりだい秘史②
「とりだい秘史」について豐島元学長から概要説明
とりだい秘史③
原田学長挨拶
とりだい秘史④
田崎代表取締役から説明
とりだい秘史⑤
質疑応答
とりだい秘史⑥
丁寧に回答される豐島元学長