米子東高等学校スーパーサイエンスハイスクールによる研修を開催しました
このたび、鳥取大学医学部において、米子東高等学校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)による研修を開催しました。この研修は、鳥取県立米子東高等学校が文部科学省よりSSHに認定されたことに伴い実施されているものです。
実際の研究活動の一端を見学・体験することで、探究活動への動機付けとイメージ作りを行うことを目的とし、米子東高等学校1・2年次生計34名が参加されました。
医学部では、医学科・生命科学科・保健学科(看護学専攻・検査技術科学専攻)において、以下のような講義・実習等を行いました。
参加者は自身で興味のあるコースを選択し、少人数のチームに分かれて、実験・実習の体験や先端機器設備の見学等を行いました。体験実習で初めて扱う機器に戸惑う場面も見受けられましたが、ノートを取りながら真剣に話を聞き、積極的に研修に取り組んでいました。また、時折見せる笑顔から、これらの研修が充実した時間となっていることを感じました。
参加された生徒さんの進路選択の一助になればと願っています。
コース | 学習内容 |
---|---|
9/8実施 |
・保健学科看護学専攻紹介(研究紹介・学内見学) ・体験実習「看護ケアを科学する」 |
9/8実施 |
・保健学科検査技術科学専攻紹介 ・体験実習「コロトコフ音聴取による血圧測定法の体験」 ・体験実習「分光光度計による定量分析」 |
9/16実施 |
・医学科紹介 ・シミュレーションセンターでの体験実習 (VRルーム体験、聴診器とラング(喘息/肺炎)、内視鏡体験) |
9/16実施 |
・生命科学科紹介、光るタンパク質とその遺伝子の解説 ・体験実習「DNAの電気泳動実験」 ・施設見学 |
※スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール」として文部科学省が指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を支援するもの。
詳細はこちら【国立研究開発法人科学技術振興機構ウェブサイト】





