医学科3年生がB型肝炎当事者の話を聴講しました

令和7年6月16日(月)、医学科3年次の「臨床消化器学」講義内において、B型肝炎当事者による患者講義が行われました。

この講義は、厚生労働省がB型肝炎被害の教訓を語り伝え、人権を考えるための事業の一環として行っているものです。

当日は、2名の当事者の方にご登壇いただき、ご自身の体験を通じて、B型肝炎による被害の実態や日々抱えておられる悩みなど、医学科学生に向けて率直にお話いただきました。

学生たちは、疾患の背景にある社会的課題や、生命の尊さについて考える貴重な機会となりました。この講義が、今後医療者を目指していく学生にとって、知識や技術だけでなく患者さんに寄り添う姿勢など、人として大切な在り方を学ぶ一助となることを願っています。

B型肝炎授業
消化器・腎臓内科学分野 永原講師による肝炎の説明
<B型肝炎授業
当事者の方の実体験を聴く学生