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インドネシア プライマリ・ケア研修報告会を開催しました

令和6年4月26日(金)、第1回インドネシア プライマリ・ケア研修報告会が開催されました。

本年3月に本学の医学生5名と地域医療学講座の教官3名が鳥取大学医学部と提携しているディポネゴロ大学の協力で現地のプライマリ・ケアの視察及び交流を行いました。
この研修はインドネシアにおけるプライマリ・ケアシステムや総合診療医のはたらきを学び、日本で総合診療医として働くイメージを持てるようになることを目的としています。

報告会においてインドネシアでは人口に占める医師の数が少ないため総合診療医の需要が大きく、医療機関の訪問では医学生が医師と同じように責任感を持ち実習に臨んでいた様子について説明がありました。ディポネゴロ大学の学生とのディスカッションを通して英語力やプレゼンテーションの高さ、自国の医療についての問題意識の高さを学んだことや、日本でも過疎地域の医師不足が課題になっており、医学生の段階から実際に医療現場に出て実践的に学ぶ経験を積む機会を設け、プライマリ・ケアの普及、学校の教育体制を変えていく必要性があることを報告しました。

令和6年度も同様の研修を実施する予定としております。
医師を目指す医学生にとって、プライマリ・ケアのあり方を学ぶ良い経験に繋がることを願っています。

 
※プライマリ・ケア:患者の抱える問題の大部分に責任をもって対処できる幅広い臨床能力を有する医師によって提供されるヘルスケアサービス。身近でなんでも相談にのってくれる総合的な医療
 
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熱心に報告を聴く皆さん