• トップ
  • >
  • 新着情報
  • >
  • 「白ねぎ作業改善プロジェクト」が「運動器の健康・日本賞」を受賞しました

「白ねぎ作業改善プロジェクト」が「運動器の健康・日本賞」を受賞しました

令和6年4月14日(日)、「運動器の健康・日本賞」の表彰式が行われ「白ねぎ作業改善プロジェクト」が『運動器の健康・日本賞』を受賞しました。

「白ねぎ作業改善プロジェクト」とは白ねぎ生産者の54%が腰痛に悩んでいる状況を機に発足しました。作業状況、作業環境を調査し、問題となる作業や環境を特定したうえで、鳥取大学医学部が中心となり農具の改良・開発を行いました。それと同時に、生産者に対してセミナーの開催や腰痛予防の体操を考案し、「腰ラクラク白ねぎ体操」の動画を作成しました。鳥取県やJA鳥取西部の協力を得て体操動画を県のHPに掲載し、パンフレットを生産者に配布、周知して予防対策を充実させてきました。さらにこのプロジェクトの効果の検証も始めています。
腰痛という課題に対し生産者、大学、行政が密に連携して一体となり、その解決にあたった点が評価され受賞となりました。

開始当初からプロジェクトにかかわる整形外科の谷島伸二講師は「全国的な賞であり、認めていただき感謝している。生産者が長く農業を続ける一助になるよう発展させていきたい」と本プロジェクトの今後に期待を寄せました。

 
※運動器の健康・日本賞:「運動器の健康・日本協会」が全国の子どもから高齢者まで、広く一般の国民の皆さんに「運動器」の健康の重要性を知ってもらい、「運動器」の疾患や外傷・障害の予防・改善のために教育、啓発、普及をすることを目的に、毎年、日本全国各地で行われている各団体・機関および個人の運動器の健康増進活動の最も独創的かつ優れた活動を顕彰しています。
 
トップ > 新着情報 運動器の健康・日本賞01
運動器の健康・受賞者で記念写真
 

 

 

トップ > 新着情報 運動器の健康・日本賞02
「白ねぎ作業改善プロジェクト」のみなさん
 
トップ > 新着情報 運動器の健康・日本賞03
表彰状とトロフィー