生命科学科染色体医工学講座・香月教授の研究がAMEDの「革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)」に採択されました
生命科学科染色体医工学講座及び染色体工学研究センター・香月教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発課題令和5年度「革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)*1」に係る公募にて、下記が採択されました。
本事業は、研究期間が本年10月から4年半の大型グラントで、分担機関は、九州大学、東北大学、東京薬科大学、国立がん研究センター、株式会社Trans Chromosomics、第一三共株式会社となっており、各機関と協力・連携しながら事業を進めていく予定です。
本研究では鳥取大学独自の染色体工学技術により、ヒトの細胞性免疫・液性免疫における、外来異物認識システムを忠実に再現する免疫系ヒト化マウス群を開発します。本免疫系ヒト化マウス群の活用により、有効性と安全性を兼ね備えたバイオ医薬品の研究開発加速に貢献することが期待されます。
◆研究開発課題名:デザイン染⾊体による免疫系ヒト化動物の創成と創薬応⽤
◆研究開発代表者:鳥取大学医学部生命科学科染色体医工学講座
鳥取大学染色体工学研究センター 教授 香月康宏
*1)革新的先端研究開発支援事業インキュベートタイプ(LEAP)とは?
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の革新的先端研究開発支援事業
(LEAP:Leading Advanced Projects for medical innovation)で、世界をリード
する顕著な研究成果を加速的に発展させ、企業やベンチャーなどに研究開発の流れを
継承することを目的としている。トップサイエンスの成果を基にした研究開発が、
医療応用に向け、企業や臨床医、他事業などで継承され、将来において革新的な
医薬品や医療機器、医療技術の創出に繋がり、社会的変革に向けた広がりのある
研究開発の潮流が生まれることが期待されています。
【参考】国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)ホームページはこちらから