米子東高等学校スーパーサイエンスハイスクールによる研修を開催しました

このたび、鳥取大学医学部において、米子東高等学校スーパーサイエンスハイスクール（ＳＳＨ）による研修を開催しました。この研修は、鳥取県立米子東高等学校が文部科学省よりＳＳＨに認定されたことに伴い実施されているものです。
実際の研究活動の一端を見たり体験することで、探究活動への動機付けとイメージ作りを行うことを目的とし、米子東高等学校１・2年次生が、研修に参加されました。
医学部では3学科（医学科、生命科学科、保健学科（看護学専攻・検査技術科学専攻））において、以下のような講義・実習等を行いました。
研修では、自身で興味のあるコースを選択し、少人数のチームに分かれて、実験・実習の体験や先端機器設備の見学等を行いました。
参加者は、体験実習で初めて扱う機器に戸惑う場面も見受けられましたが、ノートを取りながら積極的に話を聞き、真剣に取り組んでいました。また、時折見せる笑顔から、これらの研修が充実した時間となっていることを感じました。参加された生徒さんの進路選択の一助になればと願っています。

※スーパーサイエンスハイスクール（ＳＳＨ） 将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール」として文部科学省が指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を支援するもの。 詳細はこちら【国立研究開発法人科学技術振興機構ウェブサイト】

医学科：学科紹介

医学科：内視鏡を使用して実習を体験

医学科：VRルーム体験

生命科学科：真剣に講義を聞いています

生命科学科：移植・再生実験

看護学専攻：出された問題について学生同士で相談

看護学専攻：静脈血の採血体験

検査技術科学専攻：分光光度計による定量分析