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本学大学院生が第81回日本癌学会学術総会で若手研究者ポスター賞を受賞しました

 本学医学系研究科医科学専攻博士前期課程2年次生の井筒瑠奈さんが、2022年9月29日~10月1日に開催された第81回日本癌学会学術総会において若手研究者ポスター賞を受賞しました。
 井筒さんは、学部4年生の卒業研究の頃から取り組んでいるテーマである「AMIGO2を包含する胃癌細胞由来の細胞外小胞は肝類洞内皮細胞に作用し、肝転移する癌細胞との密着を亢進する」のタイトルで発表を行い評価されました。
 この研究によって、将来的には肝転移が生じるメカニズムを明らかにし、がん転移の予防や治療につながることが期待されています。井筒さんは基礎の研究成果が実際に応用されるまでには長い道のりであるものの、今回の受賞を励みにし臨床への応用を目指して研究を進めていきたいと将来の目標を語ってくれました。

	トップ > 新着情報 若手研究者ポスター賞01
若手研究者ポスター賞を受賞した井筒さん
	トップ > 新着情報 若手研究者ポスター賞02
表彰状
第81回日本癌学会学術総会
日本癌学会はがんの基礎研究を通して、がんを征圧することを目的に活動しています。
「JCS若手研究者ポスター賞」は癌の若手研究者の育成を目指し、口演発表・ポスター発表を経て選出されます。