鳥取大学附属小学校5年生が医学部で体験学習をしました。
令和3年12月14日(火)と15日(水)の2日間、鳥取大学附属小学校5年生が医学部を訪問し体験学習を受けました。
この体験学習は、生徒のキャリア形成を支援するため「キャリアに拓く」と題して附属小学校が毎年実施している企画で、本年は医学部3つの学科(医学科・生命科学科・保健学科)がそれぞれに「感じる」「考える」きっかけが得られるような体験学習計画を準備しました。
目を輝かせながら各実習に取り組まれていた生徒の皆さん。
ここで得られた体験が、今後、様々なことに興味を持ってもらえるきっかけとなればと願っています。
【4つの体験学習】
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医学科・体験学習A:「音を使って中身を見てみよう」 音を体感する遊びを一緒にして、実際に超音波装置を使いながらゼリーや身近なものの中身を当てるゲームをします。 |
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医学科・体験学習B:「内視鏡を使ってみよう!」 内視鏡を使いダンボールで作った胃の中に何が入っているか当ててみましょう。病気があるかどうかをみて判断することを診断といいます。医療者になったつもりで内視鏡を操作し、病院で活躍している医療機器がどんなものか体験してください。 |
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生命科学科・体験学習:「逆さメガネ」 見えている世界が上下や左右に逆転するメガネをかけて簡単な作業を行います。日常の活動で、世界の見え方と自分の体の運動がどんなに協調しているかを実感してみましょう。 |
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保健学科・体験学習:「からだの”音”を聴いてみよう」 |
【体験授業の様子】

【医学科・体験学習A】「音を使って中身を見てみよう」
第二内科診療科群・杉原講師から挨拶と説明
第二内科診療科群・杉原講師から挨拶と説明

平らに広げられている塩に向かって大声で「わーっ!」
声の振動で塩の模様が・・・。
声の振動で塩の模様が・・・。

超音波装置を手に。見えたものは?

興味深々!

真剣な眼差し。

何が見えるかな?

【医学科・体験学習A】「内視鏡を使ってみよう!」
医学教育学分野・植木教授から挨拶と説明
医学教育学分野・植木教授から挨拶と説明

内視鏡装置を実際に手にして、胃に見立てた段ボールの中に何が入っているのか探索

人の身体(内臓)を分かりやすくした模型を前に内視鏡手術体験

全集中!切除した大腸ポリープを摘出!

シミュレーションロボットを前に少し緊張

声をかけたり触ったりするとロボットからリアルな反応が返ってきます

【生命学科・体験学習】「逆さメガネ」
生命科学科・畠学科長から挨拶と説明
生命科学科・畠学科長から挨拶と説明

左右・上下が逆になるメガネを装着

手前に並ぶプリントは・・・「迷路」

逆さメガネをつけたまま迷路スタート
「あれ?」なかなかゴールにたどりつけない
「あれ?」なかなかゴールにたどりつけない

二人で向かい合い「せーの!」でグーの手を掴みます
『あれ?つかめない!』
『あれ?つかめない!』

見えている世界と身体の動きは繋がっていることを体感しました

【保健学科・体験学習】「からだの”音”を聴いてみよう」
保健学科・深田学科長から挨拶と説明
保健学科・深田学科長から挨拶と説明

身体の中で様々な音がしていることを説明

実際に血管の音を聞いてみましょう

腕に圧をかけると音が変わってきました

圧の数値を見ながら聴診器から聞こえる音に集中

なぜ様々な音が聞こえるのかを説明

4つの体験学習がすべて終了

中村医学部長から挨拶

12月14日生徒の皆さんと記念撮影

12月15日生徒の皆さんと記念撮影