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ケンブリッジ大学への総合診療研修帰国報告会を開催しました

医学部地域医療学講座では平成28年から英国ケンブリッジ大学と交流を開始し、医学生の家庭医療・総合診療研修を行っています。平成31年3月10日〜3月17日に6名の学生を派遣し、その帰国報告会を令和元年5月31日に開催いたしました。

 診療所での外来実習、ケンブリッジ大学の医学生と一緒に医学部への授業参加(講義、チュートリアル)、日本と英国の医療制度の違いについての講義などに参加した学生達は、イギリスの患者さんは積極的に医療の情報を入手するなど自主性が強いことや、検査が少なく10分で診察が終了すること、標準化した医療となるように設計された合理的な医療制度など、研修での学びをスライドで発表しました。
「この実習を通じて、イギリスの医療制度のよいところは日本にも取り入れていければよいと思った」といった、研修に参加したからこそ得られた意見も聞かれました。

報告会にはケーブルテレビ局からの取材も入り、地域住民の皆さんの「総合診療」や「地域医療学」への関心の高さを感じることができました。地域医療に携わっていく学生達の今後に期待しています。

 

ケンブリッジ01
帰国報告会の様子
ケンブリッジ02
テレビ局のインタビューを受ける学生達
ケンブリッジ03
地域医療学講座のスタッフおよび研修に参加した学生6名