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「出る杭プロジェクト」出資にて学生3人がフィリピンで患者指導を実施

医学部では、本年度から医学生の人間力向上に向けた取り組みを支援する「出る杭を伸ばす医学生支援プロジェクト(※)」を立ち上げ、学生の意欲的な企画を財政的に支援する取り組みを行っている。
本プロジェクトに、保健学科看護学専攻4年の図司真澄さん・横田絵梨香さんと医学科4年の佐竹果奈さんが、フィリピン貧困地域の糖尿病患者を対象に病気の進展予防を目的としたレクリエーション運動を指導するプロジェクトを共同で企画し、応募・採択をされた。
その後、8月にフィリピンを訪問。日本のレクリエーションプログラムが海外で有効性があるかどうかの検証や国際交流活動を通した患者教育のスキル向上を目的に、屋内でもできる運動等を4日間にわたって指導した。
本プロジェクトを通じて、海外の医療に関わることで自身がどのような医療を日本でやっていけばいいのかを学べる良い機会になったという感想があがったほか、目指す職種(医師・看護師)の違う学生が共同して企画実行することにより、医療現場で求められる他職種連携の重要性を知る機会にもなったとの意見があった。
また、帰国後に開催した成果報告会では、参加した学生から「海外は危険そうだなというイメージがあったが、事前準備をしっかり行うことで様々なリスクを回避できると知ることができた」「海外研修に対するイメージが変わった」「海外研修の安全対策や事前準備などを参考にしたい」などの声が聞かれ、学生の国際交流への興味・関心の促進に貢献できた。

※「出る杭を伸ばす医学生支援プロジェクト」:
鳥取大学医学部卒業生が経営する東金たまクリニック(千葉県)からの寄付を原資として、医学部、大学院医学系研究科に在籍する学生個人、グループが企画するプロジェクトに対して財政的支援を行うもの。

 

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プロジェクトに参加した保健学科看護学専攻4年の
図司真澄さんと横田絵梨香さん
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指導教員の谷村千華准教授とともにに
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患者会にて指導をしている様子
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トレーニングに挑戦する参加者
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現地スタッフとの記念撮影
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教員、学生を集めた成果報告会
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活動について説明