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香月准教授の研究課題が「戦略的創造研究推進事業(CREST)」に採択されました

香月康宏准教授(大学院医学系研究科/染色体工学研究センター)の研究課題「ヒト/マウス人工染色体を用いたゲノムライティングと応用」が、平成30年度戦略的創造研究推進事業(CREST)の研究領域「ゲノムスケールのDNA設計・合成による細胞制御技術の創出」の新規採択7件のうちの1つに選ばれました。(研究期間:5.5年間)

本研究課題では、本学の強みの技術の一つである人工染色体技術を用いて、「Mb単位の合成DNAを目的細胞に効率的に導入する基盤技術開発」を行い、「ゲノム配列の動作原理の解明」と「産業応用および医療応用」のための基盤となる技術開発を目指すものです。

本研究により将来的には、1)ゲノム配列と機能を明らかにする研究、 2)癌などの難病治療にむけて、新たな機能を持つ抗体医薬品の作製、3)拒絶反応のない細胞移植治療を目指して、iPS細胞バンキングの作製、4)Y染色体が原因の不妊治療研究、などに利用されることが期待されます。

※戦略的創造研究推進事業(CREST)とは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主管し、国が定める戦略目標の達成に向けて、課題達成型基礎研究を推進し、科学技術イノベーションを生み出す革新的技術シーズを創出するためのチーム型研究です。今年度採択課題および総括総評はJSTのサイトをご覧ください。
【参考】科学技術振興機構(JST)ホームページ外部サイトへのリンク

 300928香月先生

香月康宏准教授