地域医療学講座あり方懇話会を開催しました。

 地域医療学講座のあり方について検討する会を3月7日、鳥取大学米子キャンパス内で開催しました。
 これは、平成22年10月に鳥取県による寄附講座「地域医療学講座」を鳥取大学医学部に設置したことを受け、その活動内容を評価する目的で、平成24年より「鳥取大学医学部地域医療学講座あり方懇話会」が設置されました。今回で4回目の開催となります。
 当日は、地域医療学講座の谷口教授から、地域医療学講座の人材育成、診療支援、研究を3本柱とした1年間の取り組みについて報告があり、その中でも人材育成を重点において教育している旨の説明がありました。これを踏まえ、委員から、「日野病院にあるセンターをさらに充実させる必要がある」「それぞれの病院に応じた学び方があり、病院実習に行く前に何を学ぶべきか指導するべき」「患者さんを幅広く、深く診ることができるようなシステム作りが必要」等の様々な立場での意見が種々出され、今後の地域医療学講座の在り方について再確認した会となりました。

地域医療1 地域医療2

【出席者】
 自治医科大学 地域医療学センター長 梶井 英治 氏
 島根大学医学部地域医療支援学講座教授 谷口 栄作 氏
 東京大学大学院医学系研究科加齢医学教授 秋下 雅弘 氏
 鳥取県医師会 会長 魚谷 純 氏  鳥取県中央病院 院長 日野 理彦 氏
 日南町国民健康保険日南病院 名誉病院長 高見 徹 氏
 日野郡江府町江尾診療所 所長 武地 幹夫 氏

 他学内者 計14名