医学科学生が、低侵襲外科体験セミナーに参加しました!
医学科生に「人にやさしい外科手術」を体験してもらおうと、平成27年11月15日(日)、鳥取大学医学部附属病院にて低侵襲外科体験セミナーが開催されました。
このセミナーは、医学科1~4年の臨床実習前の学年を対象として附属病院の低侵襲外科センターが企画したもので、参加した医学科42人の学生は低侵襲手術室コースとシミュレーションセンターコースに分かれ、センター各スタッフによる指導の元、実技に挑戦しました。
最初に、 武中篤センター長から、低侵襲外科センターは外科系各診療科の垣根を越えた横断的組織からなっているセンターであり全国的に大きな注目を浴びていること、「人にやさしい最先端外科手術」を推進していくことは重要な地域医療、地域貢献であることなどの挨拶があり、セミナーをスタートさせました。
実技では、模擬腸管の縫合、腹腔鏡下の糸結び、豚の心・肺を用いた脈管の剥離、血管内手術のシミュレーション、ダヴィンチを用いた縫合操作、気管支鏡を用いた異物摘出、気管挿管、手洗い実習等について、教員から丁寧に指導を受けました。通常、経験できない実習により、座学では学ぶことができないものを得た様子でした。

武中センター長による挨拶

挿管実習

腸の縫合

手術部副看護師長による術衣の着用

ダヴィンチ操作

低侵襲外科センター教員とセミナーに参加した学生