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フコイダンの制癌剤副作用抑制効果に関する米国特許を取得

 平成27年3月、鳥取大学医学部池口正英教授研究室と水産加工会社の海産物のきむらやのグループは、海藻に含まれるフコイダンに制癌剤副作用を抑える効果があることを立証し、米国で特許を取得しました。 これまで、ヒト培養細胞を用いた基礎研究で、フコイダンが制癌剤により正常細胞が死滅することを防ぐ効果があることが確認されていました。そこで、実際に癌患者に対して、フコイダンが5-フルオロウラシルを含む制癌剤の副作用を抑える効果があるかどうか、臨床試験によって検証を行った結果、フコイダンには、制癌剤治療を行っている大腸癌患者の倦怠感を抑える効果があることが確認されました。 なお、本研究内容は特許出願後、学術誌Oncology Lettersに投稿、掲載されました。

フコイダン 1      フコイダン 2

    研究成果を説明          特許証を持つ池口教授(左)