M1 山根 帆乃夏さん

令和3年度 修士課程1年

山根帆乃夏

Q1 どんな学生生活を送っていますか?

 修士1年は授業数が多く,忙しいというのが本音ですが,専門的かつ高度な学びから得るものは多く,充実感のある日々を過ごしています。熱意あふれる先生方や先輩方のもとで多くのことを吸収でき,とても恵まれた環境だと実感しています。時に大変なこともありますが,同期の存在は心強く,とても助けられています。少人数だからこそ,同期の学生とはあっという間に距離が縮まり,時間がある時には皆で食事に行くこともあります。大変なことだけでなく,楽しいことも分かち合える仲間とともに,有意義な学生生活を送っています。

Q2 一週間のスケジュールを教えてください。

 現在は火曜日に授業が入っていないので,1週間のうち4日間学校に行っています。授業がない日と空きコマは,課題をする時間に充てています。私は現在発達検査のアルバイトをしているので,土日のどちらかにそのアルバイトを入れることもあります。日々の生活の中で意識して行っていることは,オンとオフの切り替えです。勉強に熱中しすぎてしまうと,心に余裕がなくなることもあるので,自分の好きなことをしたり,外出する時間を設けたりして,リフレッシュするようにしています。

山根_週間スケジュール

Q3 受験生へのメッセージ

 私は大学院を受験する際,「多様な問題に対応できる実践力を身につけたい」と考えてはいましたが,「どんな研究をするのか」「何を自分の核にするのか」ということは明確ではありませんでした。もし,現在,ビジョンが具体的でないことに不安を感じている方がおられたとしても,大学院で学びたい理由や対人援助に携わりたい理由があるのなら,安心して受験に臨んでいただきたいです。なぜなら,大学院は自分の使命を見つけることのできる場所でもあると思うからです。現に私は自分の大切にしたい価値を模索中ですし,日々学んでいる中で様々なテーマに関心を持つことができています。

「鳥大院で学びたい」と思い,その目標は叶いましたが,それは決してゴールではありませんでした。今やっとスタートに立つことができ,心理臨床家として必要なスキルを習得している段階です。受験生の皆さん,ぜひ鳥大院で一緒に学びを深めていきましょう。