山崎泰史さん(鳥取大学医学部附属病院)

平成23年度修了

山崎泰史

山崎 泰史

鳥取大学医学部附属病院 公認心理師
出身大学:セントラルワシントン大学心理学部
資格:公認心理師,臨床心理士

Q1 今どんな仕事をしていますか?

 鳥取大学医学部附属病院内の脳とこころの医療センターという部署で働いています。当センターは精神科、脳神経内科、脳神経小児科、脳神経外科の4科が入っています。4科の中で、心理検査とカウンセリングを行っています。医学部附属ということもあって、臨床心理学専攻大学院生の検査実習の指導係をさせて頂いてます。また、医学生(留学生)へのミニ講義、先生方の研究のお手伝いと多岐に渡って大学病院に貢献しています。 

Q2 鳥大院に進学してよかったことは?

 学内外での多様な実習先で実習ができたことです。臨床心理相談センターでも多くのクライエントさんを抱えられており、カウンセリングの実際を先生方のもとで見学ができ、実際にクライエントさんとかかわることもできました。大学院を出た後いきなりカウンセリングをすることに戸惑いがありましたが、臨床心理相談センターでの実習が大きな自信につながったと思います。また、学外実習としても、学生の頃から、検査実施や、病院の雰囲気を知れたこと、鳥大の医師の方々を知れたことは大きいと思います。 

Q3 受験生へのメッセージ

 私たちの専攻では、医学部に附属されていることもあり、学内外の病院の実習が充実していると思います。それに劣らず、他の領域についても実際に行って経験できることは、大学院を出た後の自分のアイデンティティを確立する為にとても重要な経験ができると思います。特に、病院の雰囲気を知ったり、実際に検査などの実習をすることは、医学系研究科であるからこその特徴だと思います。心理の先生方や、一緒に勉学される仲間、先輩などよい出会いがあることをお祈りしております。