山中智央さんと井上雅彦教授の論文が『Yonago Acta Medica』に掲載されました

本専攻修了生の山中智央さんと井上雅彦教授の共同研究「Assessing the Effectiveness of Real-Time Online Parent Training for Parents of Children with Diverse Neurodevelopmental Disorders Residing in the Community」が，『Yonago Acta Medica』に掲載されました。

本研究では、地域には様々な発達障害を持つお子さん達が生活されていることから，単一の障害種に留まらず，多様なタイプの発達障害に対応できるオンライン・ペアレント・トレーニングの有用性を検証しました。実施の結果，保護者さん達にはQOL、否定的な養育に，お子さん達には問題行動に有意な改善が見られました。この方法であれば、安定したインターネット環境があればどこに住んでいてもペアレント・トレーニングを提供することが可能になります。今後は社会への実装を視野に入れ，厳密な検証デザインに基づいた効果の検証を進めていく必要があると考えられます。