谷口咲希さんの論文が『Scientific Reports』に掲載されました

2023.7.13

本専攻修了生の谷口咲希さんの論文「Weight-loss behaviors before pregnancy associate with increased risk of postpartum depression from the Japan Environment and Children’s Study」が、『Scientific Reports』に掲載されました。

この研究では、環境省の「子どもの健康と環境関する全国調査(エコチル調査)参加している10万人のデータを用いて、妊娠前の減量行動と産後うつの関連ついて解析しましその結果、妊娠一年前の減量行動が産後うつと関連していることがわかりまし。特、極めて不健康な減量行動(食べものを吐く、喫煙をする、痩せ薬を飲む)をとっ女性では産後うつの発症リスクを示すオッズ比が顕著加しまし。さらこの関連は妊娠前のBMIよって変化し、やせ・正常BMI(BMI25未満)では関連が見られましが、肥満(BMI 25以上)では見られませんでしこれらの結果から妊娠前の減量行動と産後うつの関連が示唆され、今後、女性の健康政策へ反映されていくことが期待されます。