井上雅彦教授と福崎俊貴講師の論文が『自閉症スペクトラム研究』に掲載されました

2022.3.28

井上雅彦教授と福崎俊貴講師の論文「強度行動障害のある人の鳥取県における総人口調査」が『自閉症スペクトラム研究』に掲載されました。本研究は,鳥取県が2017年に全県の福祉事業所・特別支援学校に実施した無記名調査のデータをもとに,強度行動障害のある人の鳥取県における総人口を調査しました。その結果,療育手帳所持者の2.6%が強度行動障害に該当することが明らかになりました。
強度行動障害の地域での支援体制整備のためには,対象に関する総人口調査が不可欠です。強度行動障害を抱える人に対して,誰ひとりとして行動援護などの支援対象から外さないための貴重な研究です。