生命科学科

河合 太郎

生命科学科
平成5年度 卒業
教授 / 奈良先端科学技術大学

生命現象の基本的な仕組みと、その破綻により生じる様々な疾患の原因や治療法を見つける上で、生命科学の研究は必要不可欠です。
私は、これら両方を学ぶことのできる生命科学科に魅力を感じ、第一期生として入学しました。
卒業研究と修士課程の3年間は、ほぼ毎日を研究室で過ごす研究三昧の生活でしたが、研究室の先生や同級生達と共に充実した日々を過ごしながら研究者として大きく成長することができました。
その後、大阪大学の博士課程進学やアメリカ留学を経て、現在は奈良先端科学技術大学院大学で研究室を運営していますが、今でも生命科学科で学んだことが私の基>礎となっています。
生命科学科が設立され25年以上が過ぎましたが、この間に生命科学はとても進歩しました。
しかし、癌、代謝疾患、アレルギーなど、治療できない病気はまだまだたくさんあります。
これからの生命科学研究は、疾患治療を目標にさらに進歩し続けると予想されますが、その為には生命科学を学ぶ若者の育成が必須です。
生命科学科に入学し、研究に没頭してみてはどうでしょうか?