【日 時】 2025年12月15日(月) 19:00~19:40
【座 長】 鳥取大学医学部 脳神経内科学講座 脳神経内科学分野
教授 花島 律子 先生
【演 者】 東京女子医科大学 脳神経内科
教授 飯嶋 睦 先生
【講演の趣旨】
パーキンソン病患者は増加の一途を辿っており、平均発症年齢は70歳で、65歳以上が全体の85%を占めている。
パーキンソン病診療ガイドライン2018年の早期パーキンソン病治療のアルゴリズムでは、65歳未満の発症で運動合併症(ウェアリングオフ、ジスキネジア)のリスクが高い場合はドパミンアゴニストやMAOーB阻害薬からの開始を推奨している。しかし65歳以上であっても運動合併症は出現する。MAO-B阻害薬のラサギリン、セレギリンは早期から単剤使用が可能であり、また、うつや日中過眠などの非運動症状への効果も期待できる。本講演では高齢発症の早期パーキンソン病においてMAO-B阻害薬をどう役立てるか概説する。
主催 : 竹田薬品工業株式会社


