令和4年度医学部特別公開講座を開催しました
このたび、鳥取大学医学部では鳥取県の健康寿命を延ばすための取り組み「健康鳥取!スマート・ライフ・プロジェクト」を立ち上げ、このプロジェクトの最初の取り組みとして令和5年2月23日(木・祝)、『健康寿命の延伸に向けて』をテーマに公開講座を開催しました。
当日は約120名の方にお越しいただき、5名の講師が鳥取県の健康寿命に対する現状や課題、「健康鳥取!スマート・ライフ・プロジェクト」の4つの柱である身体的フレイル・口腔フレイル・社会的フレイル・フレイル防止についてそれぞれ講演を行いました。
鳥取県の健康寿命は都道府県別で男性45位、女性は41位と非常に短くなっております。健康寿命が短くなると早い段階で通院や介護等が必要になり、健康寿命を延ばすためには、介護が必要になる前段階の状態「フレイル」を防止することが重要です。今回の公開講座でフレイルの原因やフレイル防止の重要性、対処法などを市民の皆様に知っていただくことで、自分や家族の健康寿命について考えるきっかけが作られていくことを望んでいます。