• トップ
  • >
  • 新着情報
  • >
  • 本学学生(新型コロナウイルス感染者)の行動に関する報道について

本学学生(新型コロナウイルス感染者)の行動に関する報道について

本学学生(新型コロナウイルス感染者)の行動に関する報道について

令和2年12月7日


 令和2年12月1日に1名、翌2日に1名、医学部学生が新型コロナウイルスに感染したことが報道されました。今回の感染発生の背景には、感染流行地への往来や飲食店などへの出入りが強く関係しており、鳥取大学医学部附属病院を受診されている患者さまや関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また、これまで新型コロナウイルス感染拡大防止に努めてこられた県民の方々に対して、大変申し訳なく思っております。
 本学では、医学部附属病院での実習にあたりまして、学生には感染流行地への往来や、居酒屋、ライブハウス、カラオケ店などへの出入りを禁止するなどの厳しい規制を設け、誓約書を書かせて規則を遵守するように指導してまいりました。しかしながら、当該学生がこれらの行動規制を遵守しなかった事実は、私たち教職員の学生指導が不十分であったことを物語っており、この点につきまして心より陳謝申し上げます。
 本学としては今回の事態を大変重く受け止めており、全学生に対して改めて強いメッセージで注意喚起を促し、規則に違反した学生には厳重な注意を行う予定です。行動規制内容の周知徹底を図り、感染予防に関する個々の意識を高めるとともに、病院と連携して徹底した感染対策に全力で取り組み、県民の皆さまの信頼を回復するように努めてまいります。
 なお、今回の報道におきまして、感染した学生の個人情報保護のため、氏名等の公表を控えましたことをご理解いただきますとともに、人権保護のため誹謗中傷をお慎みくださいますようお願い致します。
 最後になりますが、多くの学生は厳格に規制を遵守しており、将来の医療を担うべく真摯に日々精進しております。今後とも温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。 


鳥取大学医学部長
黒沢洋一