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ご献体の受入れ見合わせのお知らせ（重要）
令 和 ２ 年 ４ 月 ９ 日
鳥取大学医学部長 黒沢 洋一
鳥取大学の医学教育のために献体事業にご賛同いただき深く御礼申し上げます。
さて、皆様ご存じのとおり、国内外で新型コロナウイルス（COVID-19）の感染が拡大しております。鳥取県内では感染の報告はございませんが、引き続き警戒が必要な状況にあります。また、感染者の中には症状が軽くて気付かない方もおられて感染拡大の原因になっていることが、対策専門家会議から発表されております。そのため、ご献体につきましてもお一人おひとりの感染の有無を判別する必要がございますが、死亡診断書から判断するのは困難な状況にあります。
このような背景を踏まえまして、鳥取大学医学部では感染が沈静化するまでの間、ご献体の受け入れを見合わせることといたしました。今回の判断は決してご献体を感染者とみなしている訳ではなく、厚生労働省のガイドラインおよび日本解剖学会からの注意喚起に従い、万が一に備えて対策を取るものでございます。皆様のご意志に副えず大変遺憾ではございますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染が沈静化して献体事業を再開しました折には、皆様に改めてご連絡いたします。
鳥取大学医学部では山陰地域の皆様の生命をお守りするために、感染の予防や治療にむけて万全の準備を進めております。皆様におかれましては、感染予防にご留意され、ご自愛いただきますよう、衷心よりお祈り申し上げます。
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