医学科

藤本 正伸

医学科
平成18年 卒業
医師 / 鳥取大学医学部 周産期・小児医学分野

鳥取県には、砂丘や梨など特徴あるものが数多く存在します。私の父が、本学農学部の卒業生であり、その地域特性を活かしながら、新たな分野を探求していく本大学の素晴らしさを、高校生の時から耳にしていました。その影響もあり、「鳥取大学で医学を学びたい」と思い、本学に入学し、医師になりました。
在学中には、小児1型糖尿病のみなさんを支援するサークルに属し、小児糖尿病キャンプの運営、患者のみなさんや家族を繋ぐ活動を行いました。疾患と向き合いながら強く大きく成長する子どもたちに魅せられ、子どもたちの未来に関わる小児科医として大学附属病院で診療しています。サークル活動を通じて出会ったみなさんは、自らの医師像を形成するにあたり、非常に大切な存在でした。現在の医療で治りづらい小児疾患に対する原因究明や新たな治療の探索、長期に渡り治療を要する疾患への受容や、自立支援などをどのように行うかなど課題が多くあります。現在は、多くの先輩・後輩から指導やサポートを頂きながら、診療・研究に取り組んでいます。
鳥取大学医学部のある米子は、大山、中海など豊かな自然に恵まれ、人も優しく、コンパクトにまとまった、学業に取り組みやすい土地だと思います。受験生のみなさん、一緒に自分の人生をかけるテーマを探してみませんか。