成人看護学分野のゼミでは、令和4年度から地域活動に参加して、生活者である”対象”について理解すること、地域の実情・活動について知り、看護の視野を広げることを目的に、『子ども食堂』での実習を行っています。
今年度は現地での活動に参加することができ、子どもたちの「学習支援」・「教育支援」、「ベビーマッサージ&ママランチ」での子どものお世話、などの支援をさせていただきました。
学生は、子どもたちから、”勉強が楽しかった”、”わからないところをわかりやすく、やさしく教えてくれた。わからなくてもわかるまで教えてくれた。これからも勉強頑張ります”、”教え方も上手でわかりやすかった”との反応から、達成感を感じていました。
また、活動を通しての学生の学び・気づき、感想では、”「子ども食堂」は、子どもたちの居場所ということだけでなく、心身の健やかな成長や保護者を含んだ包括的な支援を行っていることを学んだ”、”この取り組みによって心にも栄養を届け、心の貧困をなくすよう尽くされていることに感動した”、”地域の親子を支援する活動を続けるためには、地域全体を巻き込み、多くの人々と協力することが不可欠なのだと気づいた”、”看護を目指すものとして、これからも地域で人々が支え合って健康を維持しながら生活するために必要なことは何かを考え続けたい”、など、表現されていました。
実習協力いただいている「子ども食堂」ネバーランドさんに感謝です。