先日、母性家族看護学演習Ⅱでは、鳥取大学医学部附属病院の病棟3CE(新生児集中治療室・新生児室)の退院支援専従看護師に「母性看護における退院支援」について講義していただきました。母子保健の動向やハイリスク新生児と家族の支援やその実際について事例を含めてご紹介いただきました。
【学生の感想(一部抜粋)】
「退院に向けた支援は想像していた以上に段階を踏んで慎重に行うことがわかった」「退院に向けて医療関係者だけでなく患者さんが住む地域とも情報を共有したり話し合いをして環境調整をしていく事で、退院後の母子の安心安全な暮らしにつながるということが分かった。」「試験外泊における支援というのが印象に残った。」「医療的ケア児の退院支援で親子が自宅で安全に暮らせるように、自宅の間取りやケアスケジュール、家族の生活など細かなところまでイメージしたり、両親の不安や困ったことを解決できるように支援したりなど退院支援での大切なことを学ぶことができた。」
と、退院までの支援内容や調整の具体的なイメージができたようです。
今回の講義で学んだことを、秋からの臨地実習に活かしてほしいと思います。