地域・精神看護学講座
分野名
地域・精神看護学講座 Department of Nursing Care Environment and Mental Health
教員紹介
講座の特色
本講座は、地域看護学、在宅看護学、精神看護学の3分野で構成され、看護教育を行っています。また、地域看護学は保健師教育に必須な役割も担っています。地域社会には、健康な人をはじめ、在宅で療養している人や精神に障がいをもつ人など、様々な健康レベルの人が生活しています。こうした人々の生活の質(QOL)の向上、健康増進や障がいからの回復を目指した看護実践に必要な基本的理論や方法について、身体と心の両面から、個人・家族・地域の各レベルで学習します。また、講座の特色として、3分野ともに学内のほか、地域にも出かけて講義や演習、実習を行い、さらに地域連携やシステム作りについても学びます。
担当科目(学部)
●公衆衛生看護学Ⅰ、公衆衛生看護学Ⅱ、公衆衛生看護学演習、公衆衛生看護学実習、
住民活動と健康、保健福祉行政論、国際看護学
●在宅看護学、在宅看護学演習、在宅看護学実習
●精神看護学、精神看護学演習、精神看護学実習
講座での主要な研究テーマとその取り組み
- 地域看護学分野
ヘルスプロモーション、地域看護診断、フォーカスグループインタビュー、子育て支援、介護予防、地域保健の専門看護職としての保健師の役割、健康寿命、心の健康、障がい者の社会参加などに関する研究
- 在宅看護学分野
訪問看護、在宅療養者への継続看護、アサーショントレーニングを用いた訪問看護師のストレスマネジメント効果の検証、訪問看護師の職業ストレス・仕事満足・仕事継続意思の関連要因などに関する研究
- 精神看護学分野
臨床及び基礎てんかん学、社会精神医学、学校・職場のメンタルヘルスとストレスマネジメント、精神・知的障がい者の社会参加とリハビリテーション、精神看護における家族看護、家族会、当事者会の役割などに関する研究