このたび認知症予防学講座(寄付講座)の教授に就任した浦上克哉と申します。
日本は超高齢社会を迎え2025年には認知症患者数が700万人を超えると推計されております。これは、65歳以上の5人に1人は認知症という状態であり、予防は急務であります。
また、この課題は日本だけの問題ではなく世界的な課題であり、世界では3秒に1人の割合で認知症患者が発症していると報告されております。
そのような課題に取り組むことに賛同して株式会社小林製薬様からご寄付を頂き本講座を作ることができました。
病院診療の紹介
鳥取大学医学部附属病院脳神経内科外来 |
(木曜日)
午前
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電話番号
0859-38-6752
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倉吉市 信生病院 もの忘れ外来 |
(水曜日)
午前
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電話番号
0858-26-7773
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安来第一病院 認知症疾患医療センター |
(毎月第1・第3月曜日)
午前
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電話番号
0854-22-3432
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本講座の取り組みとして教育、研究、地域貢献を3本柱としております。
教育では認知症予防に携わることのできる人材を育成するため学部教育である疾病論、大学院教育の認知症予防学特論、認知症予防学演習等の講義を担当する。研究では認知症予防に役立つ早期発見のツールの開発、予防の役立つツールの開発を行います。また、予防ツールを用いた地域での認知症予防の取り組みの支援や啓発活動を行います。また、私が代表理事を務めております一般社団法人日本認知症予防学会とも連携していきたいと考えております。
設置期間ですが当初2025年までの3年間の予定でしたが、このたび2年延長となり2027年までとなりました。
(小林製薬様との設置期間延長に関する協定を締結)
引き続き成果をしっかりと出せるように頑張りたいと考えております。何卒、宜しくお願い致します。