教授あいさつ

麻酔・集中治療医学分野
教授 ペインクリニック外科診療科長
大槻明広 おおつき あきひろ

鳥取大学医学部器官制御外科学講座麻酔・集中治療医学分野は、1966年(昭和41年)6月1日に、鳥取大学医学部麻酔学講座として産声をあげました。

麻酔学講座としては、全国の大学で21番目に創設され、2023年で57周年を迎える伝統のある講座です。

講座の名前は、鳥取大学医学部麻酔・蘇生学講座から鳥取大学医学部器官制御外科学講座麻酔・集中治療医学講座と変遷してゆきましたが、初代教授である佐藤 暢先生の進取の気概と研究の多様性、第二代教授である石部裕一先生の科学的根拠に基づいた基礎研究成果と臨床を結ぶトランスリレーショナルな学問姿勢は、連綿と受け継がれ、現在の分野の支柱となっています。

第三代教授である稲垣喜三先生は、実臨床における麻酔科としてのレベルを底上げしながら医療機器開発など、活動の裾野をさらに広げていかれました。

第四代教授である私、大槻明広は基礎研究に裏付けられた新しい技術を臨床に導入し、その技術の臨床的意義の有無を検証しながら、新たなスタンダードに結びつけることを目標にしております。