
自分らしく生活するために

鳥取大学医学部保健学科では、米子市健康対策課、根津整形外科医院と協働し、2017年より対面型「膝いきいき教室」を開催してまいりました。教室に参加された皆様への効果として、生活上の困難感の軽減や身体機能の改善などがみられ、参加者の満足度も高く、有意義な教室であったと実感しております。
対面型教室では、医師、理学療法士、作業療法士、看護師、保健師、健康運動指導士といった多数の専門職が授業を担当しておりましたが、近年では、新型コロナウィルス感染予防対策として、対面での開催を自粛しておりました。
そこで、教室提供者の立場から、いつでも誰でもどこででも同じ内容を提供でき、成果をもたらす仕組みづくりが必要と考え、対面型「膝いきいき教室」の講義内容を冊子(短縮版)にまとめ、動画配信できるサービスを考案しました。このような取り組みは、地域の人々の介護予防、関節症の重症化予防に有意義なものになると考えております。そして、「膝いきいき教室」WEB版の普及によって、変形性膝関節症を抱える人々の健康寿命の延伸を目指したいと思います。
それでは、いつでも誰でもどこででも、皆様が「膝いきいき教室」で自己管理方法を楽しく学んでいただけると幸いです。
令和4年1月
鳥取大学医学部保健学科
谷村千華
変形性膝関節症の方だけではなく、健康のために広く地域の皆様が簡単に取り組める体操を、
作業療法士"おぐ兄"が紹介します。
米子市内で取り組まれている健康体操について、
「膝いきいき教室冊子版」の13ページで紹介しています。
皆さんが生活を送る上で困っていることを共有してみましょう。
「膝いきいき教室」の参加者の声を紹介します。
変形性膝関節症の方が抱えている悩みや工夫については、
「膝いきいき教室冊子版」の 4~5ページでも紹介しています。
変形性膝関節症と上手く付き合っていくためには、どのような「自己管理」が必要なのかを確認してみましょう。自分の行動や考えにあてはまるものにチェック
してみて、チェックがない場合(できていない場合)は、膝いきいき教室冊子版の該当するページを優先的に読んでみましょう。まさに継続は力なり!
自己管理を続けることで膝関節の痛みから解放されて、その進行を予防することを願っております。
我が国は世界有数の長寿国ではありますが、いつまでも健康寿命を保ちつつ暮らしていきたいものです。
目指せ、健康長寿!
このウェブサイトでは、さらにより良い「膝いきいき教室」を皆様に提供できるように努力し、サービスの質向上に尽くします。そこで、冊子、動画を閲覧してくださった方々のご意見を是非ともお聞かせ願います。閲覧者の方は下記をクリックし、アンケートへの回答をお願いいたします。アンケート回答の所要時間は10分程度です。
自己管理に取り組んでいる皆様に、是非、ご自身の体や心の変化を定期的にチェックしていただきたいと思います。また、皆様に生じた変化(成果)を確認させていただき、サービスの質向上に尽くしたいと思います。