【Yonagoデジタル健康・防災フェスタ2025】に認知症予防学講座から参加しました。

更新日 : 2025-08-25

 「Yonagoデジタル健康・防災フェスタ2025」が2025年8月23日(土)に米子コンベンションセンターで開催されました。鳥取大学医学部はスマートライフプロジェクトとしてオーラルフレイル(小谷教授チーム)、身体的フレイル(谷村教授チーム)、社会的(心の)フレイル(浦上チーム)の3つのチームが参加しました。
 社会的(心の)フレイル班では、基礎看護学の深田教授、母性・小児家族看護学の藤田教授、健康政策医学の天野講師、生体制御学の河月准教授、エーザイから2名、認知症予防学講座から下田助教と私(浦上)がメンバーとして参加しました。
 体験して頂ける内容としては、脳年齢のチェック、嗅覚機能の検査を受けて頂きました。ビンゴカードを使ったスタンプラリーのクイズで「認知機能の低下より前に出現するのは何ですが?①嗅覚、②味覚、③聴覚」を出題したのですが、ほとんどの方が③聴覚を選ばれました。聴覚機能の低下が認知症リスクとして極めて高いことが報告され、多くの方が認知症と聴覚機能の関連について知っておられるようでした。しかし、もの忘れより前に見られる症状としては、嗅覚障害であり、もっと啓発が必要であるなと強く感じました。多くの方に嗅覚機能検査について体験して頂けたことは大きな成果かなと思います。

                                               文責:浦上克哉

健康防災フェスタ1 健康防災フェスタ2
ブース                         相談風景

健康防災フェスタ3 健康防災フェスタ4
 スタンプラリークイズ                  嗅覚機能検査(ニンテスト)

健康防災フェスタ5
舞立参議院議員と一緒に

健康防災フェスタ6
鳥取大学医学部メンバーの集合写真