1. 大学内での位置づけ
センターの設置目的及び学部横断的な組織であることから、学内共同教育研究施設として位置づける。なお、センターの事業の推進及び企画運営方針については、センター内に運営委員会を設置して意志決定する。
2.4部門の設置
本センターの目的は、染色体工学技術を基盤として、学問的、社会的に本学をより国際競争力のある個性輝く大学とすることにあり、その目的達成のため、センターに次の4部門を配置する。
- 生命現象研究部門
染色体の構造や遺伝子発現制御メカニズムの解明研究を通じて、生命科学研究者の育成。 - 創薬開発・支援部門
ヒト抗体産生動物を用いた抗体医薬開発及びその支援、体性幹細胞や iPS細胞を用いて遺伝子治療や再生医療、更には医薬品開発に向けた基盤研究とその応用分野における人材育成。 - バイオモデル動物開発部門
疾患モデル動物や医薬開発モデル動物の開発と共同研究の実施及び人材育成。さらにベンチャーマインド育成教育を行う。 - ゲノム編集技術開発部門
染色体工学技術にとって、簡便に染色体改変を行う技術は不可欠である。近年急速に発展してきたゲノム編集技術の導入と既存の部門との融合は、染色体工学研究技術開発の加速化に繋がる。
特に、広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻山本卓教授のもつゲノム編集技術は、世界最先端のものであり、山本教授を客員教授として招き、センターの活動を一層活性化していく。
3.組織と人員
染色体工学研究センター長 久郷 裕之
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