診療科の紹介
診療科の紹介

画像診断部門

画像診断部門のご紹介です。

診療内容

CTやMRIを中心とした断層画像、PETなどの核医学検査の施行と、これらによる全身の疾患を対象とする画像診断を行っています。
画像診断は、病気の診断のみならず、病変の広がり、治療方針の決定にも非常に重要な役割を果たしています。

当科は、画像診断のなかでも、高度な撮影技術を必要とし、高度な専門性が要求される領域を担当しており、画像診断により、診療各科に極めて重要な情報を提供しています。
現在、院内で行われている検査だけでなく、他院で施行されたものに対しても、診療各科の要望に応じて診断業務を行っています。

特徴的診断・治療技術

中枢神経・頭頸部

①非造影MR灌流画像による脳疾患の検討
脳腫瘍や脳血管障害など、種々の脳疾患に対する非造影MR灌流画像の有用性について検討を行っている。
②脳腫瘍におけるCEST(chemical exchange saturation transfer)の有効性の検討
脳腫瘍のgradingや治療効果判定に対して、CESTの有効性の検討を行っている。

胸部・心臓

①冠動脈病変・心筋評価におけるデュアルエネルギーX線撮像の有用性の検討
デュアルエネルギー撮像を用いて、冠動脈評価時に問題となる石灰化病変や心筋症などの診断能向上に関する検討を行っている。
②開心術前における形態評価
虚血性心疾患、弁膜症における開心術、インターベンション前の形態評価に取り組んでいる。
③人工知能を用いた画像再構成法の画質評価
人工知能(AI)を利用してCTの画質を改善するTrueFidelityを用いて、肺野の画像再構成を行い、その画質評価を行っている。

腹部・骨盤部


①産婦人科領域におけるMRIの有用性の検討
子宮腫瘍の悪性度判定や治療効果判定、良悪性の鑑別などにおける拡散強調画像やCEST(chemical exchange saturation transfer)イメージングの有用性について検討を行っている。

核医学に関する研究

①FDG-PET/CTによる免疫チェックポイント阻害剤の治療効果判定・治療効果予測(多施設共同研究:日本核医学会ワーキンググループ)
国内の多施設共同研究により、悪性腫瘍の免疫チェックポイント阻害剤による治療効果判定・治療効果予測についてFDG-PETの有用性について検討を行っている。
②骨SPECT/CT定量評価の検討
骨SPECT画像の定量による骨病変の鑑別や治療効果判定の有用性、日常臨床への応用について検討を行っている。

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