文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム 重症児の在宅支援を担う医師等養成

活動報告

第4回インテンシブコース(7月21日)

〔プログラム〕

・グループワーク

 学童期:就学時の支援と学校での医療的ケア/応用編

 

  第4回インテンシブコースは、学童期の支援について2つの症例を取り上げ、グループワークを行いました。1つ目の症例は就学を控えた6歳の重症心身障がい児とご家族の支援について、小学校入学後のサービス等利用計画書を考え、児が元気に登校できるよう支援についてディスカッションしました。2つ目の症例は気管切開、人工呼吸器装着中の児が安全に通学できるようにするためにはどの様にしたら良いかディスカッションしました。

  受講生からは、「家族の養育能力は安全に在宅生活をする上で、把握すべき情報であるという点で気づきが多かった。医ケアのみに目がいきがちな所だが、周辺情報の収集も必要と感じた。」「就学前の子どもさんの支援は1つの大きな節目なので、家族がどの学校を選ばれるかで生活に大きな違いが出たり、両親の生活を変えざるを得ない現実を知るいいケースだったと思う。」など意見をいただきました。

インテンシブ0721-1
<グループワークの様子①>

インテンシブ0721-2
<グループワークの様子②>

インテンシブ0721-3
<Aグループ 症例から課題のピックアップ>

インテンシブ0721-4
<Aグループ サービス等利用計画書>

インテンシブ0721-5
<Aグループ 週間スケジュール表の提案>