文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム 重症児の在宅支援を担う医師等養成

活動報告

第11回インテンシブコース(11月5日)

〔プログラム〕
1.講義「地域の療育・教育・保育体制の理解」
2.講義「重症児における家族看護」
3.事例検討会「教育現場における医療的ケア」 

 第11回インテンシブコースは、30名の方に参加いただきました。 

 講義「地域の療育・教育・保育体制の理解」では、鳥取県の各機関の関係性や重度障がい者を取り巻く環境についてお話しいただきました。講義の最後に「自覚者が責任者である」という糸賀一雄氏の言葉を引用され、障がい児・者を支援する者の使命を改めて考えさせられました。

 講義「重症児における家族看護」では、医療依存度の高い療養者とともに生活する家族の家族機能、ヘルスケア機能の維持と家族を含めた看護の在り方についてお話いただきました。

 事例検討会「教育現場における医療的ケア」では、医療的ケアの必要な児の教育の方法や課題を参加者みんなでディスカッションしました。鳥取県立皆生養護学校の3人の先生にお越しいただき、特別支援教育のプロの立場からも意見をいただき、医療や福祉とは別の職種との連携の難しさや重要性について学びました。

第10回①
     講義「地域の療育・教育・保育体制の理解」 
   福谷 紀男氏(鳥取県立総合療育センター 副院長)

第10回②
       講義「重症児における家族看護」 
中井 美喜子氏(鳥取大学医学部附属病院家族支援専門看護師)

第10回③
          事例検討会の様子

第10回④
              事例検討会 課題