文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム 重症児の在宅支援を担う医師等養成

活動報告
  • ホーム >
  • 活動報告 >
  • 平成28年度 鳥取県重症心身障がい児・者関係機関会議を開催

平成28年度 鳥取県重症心身障がい児・者関係機関会議を開催

 本会議は、文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム「重症児の在宅支援を担う医師等養成」事業の一環として行うものであり、重症心身障がい医療を理解した上で在宅支援ができる医師、コメディカルを養成する環境として、県内の重症心身障がい児・者の支援を推進することを目的とします。委員は、県内で重症心身障がい児・者の支援に精通している医師や福祉事業所関係者、行政関係者等で構成されています。
 今回は、全委員23名のうち19名が出席し(加えて陪席者10名)、西部と東部を会場としたTV会議で行われました。
 地域の医師が障がい児のかかりつけ医になりにくい理由として、大学病院から地域に対して細やかな情報提供ができていない、また、患者のこれまでの診療記録が分からない状態での診療に自信が持てない等の意見がありました。その対策として、登録した医療機関が相互参照できる「おしどりネット」の対象拡大が検討されていることが紹介され引き続き検討していくこととなりました。
   その他の議題についても、今後各機関の連携を強化していくことが大きな課題としてあがりました。

  【当日の議題】
1.文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム
    「重症児の在宅支援を担う医師等養成事業」実績報告と今後の取組について
2.地域連携の課題とその後の進展について
3.重症心身障がい児者支援における鳥取県の取組み
4.医療と教育の連携について
5.鳥取大学医学部附属病院小児在宅支援センターの紹介
6.平成29年度以降の委員就任について

県重症児心身障がい児・者関係機関会議