文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム 重症児の在宅支援を担う医師等養成

活動報告

第3回インテンシブコース(6月23日)

〔プログラム〕

・実技講習会(基礎編)

 実技講習/緊急時対応シミュレーション

 

第3回インテンシブコースは、基本的な医療的ケアの手技習得と、シナリオを用いた緊急時対応シミュレーションを行いました。

実技講習では、小児看護実習モデル“まあちゃん”(小児医療的ケアモデル)を使用し、口腔内吸引、気管内吸引、経管栄養、気管カニューレ交換等の医療的ケアの実習を行いました。

緊急時対応シミュレーションでは、フィジカルアセスメントモデル“フィジコ”(コンピューターと連動し、身体を総合的に診察・評価・判断できるシミュレーター)を使用し、シナリオをもとに、観察する項目をグループで確認し、2人1組で観察、医師役へ報告を行い、グループの医師役は報告を受けて指示を出すシミュレーション実習を行いました。

受講生からは、実技講習について、「私は福祉職なので医療の体験をさせてもらえて本当に勉強になった」、「実際の道具、物品に触れることができてよい経験となった」など意見をいただきました。

また、緊急時対応シミュレーションについては、「本人の普段の状態を知っておくことの重要性を再確認した」、「Drの気持ち(報告を受ける側の立場)が分かった」、「他職種の人が緊急に対応することが何もないと恐いと感じることが分かった」、「皆がいろいろな役割をすることによって、自分の職種の役割を再認識できた」など意見をいただきました。

インテンシブ0623-1
<実技講習の様子>

インテンシブコース0623-3
<緊急時対応シミュレーションの様子①>

インテンシブコース0623-2
<緊急時対応シミュレーションの様子②>