文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム 重症児の在宅支援を担う医師等養成

活動報告

第8回インテンシブコース(12月16日)

〔プログラム〕
・実技講習会(アドバンス編):呼吸理学療法と在宅人工呼吸器・酸素・排痰補助装置

第8回インテンシブコースでは実技講習会(アドバンス編)で呼吸理学療法と在宅人工呼吸器・酸素・排痰補助装置について体験しました。
前半は、5つのグループに分かれて呼吸理学療法の実践を行いました。各グループには受講生の中から1-2名の理学療法士に入っていただき、自分の身体を使って体験しながら教えて頂きました。
後半は、在宅人工呼吸器・酸素・排痰補助装置、それぞれの業者の方に来ていただき、グループごとに機械の説明を受けながら自分たちで体験しました。
 短時間ではありましたが、理解を深めることができ、また実際に使う患者さんの気持ちもよく分かったとの感想を頂き、有意義な時間でした。

◆「呼吸介助」
アンケート集計結果
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◆呼吸器、排痰補助装置、在宅酸素の体験について
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◆アンケート記述欄
♪実技講習や医療機器の体験の内容や運営についてよかったと思う点
 ・患者様の気持ちを体験することができた。
 ・実際の体験を通して機械や治療効果を実感することができた。
 ・普段リハビリテーション部に任せてしまっている呼吸療法を実際に体験、行うことができたことで、
呼吸療法の内容や処方により積極的に関われそうです。
 ・呼吸(呼気)介助(上部胸部)、呼吸が助けられている感じを実感しました。
 ・体験することで担当患者さんに対してのイメージがつきやすかった。
 ・機器の名前は耳にしたことがあったが、実際見たり説明が聞けてよかった。
 ・アンビューバックが実際に体感できてよかったです。医療機器、呼吸器、カフアシスト実際にできて
良く分かりました。
 ・少し気持ちいい、少しつらいということが理解できた内容だった。

♪実技講習や医療機器の体験の内容や運営について、今後は改善できると思う点
 ・側弯の強い方など胸郭変形の著しい患者さんへの呼吸リハの注意点などあれば知りたかった。
 ・MI-Eやカフアシスト等、原理(どうして効果があるのか)の話があると分かりやすかったです。
 ・実技の時間がもう少しあると良かったです。
 ・機器のパンフレットが全部あると嬉しかったです。

H29 第8回インテンシブコース(12月16日)9