文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム 重症児の在宅支援を担う医師等養成

活動報告

第1回インテンシブコース(4月23日)

〔プログラム〕
・開講式
・多職種連携に関するミニレクチャー
・ワールド・カフェ「自分自身の目標を設定しよう」

いよいよ平成29年度のインテンシブコースが開講しました。今年は40名の受講生と頑張っていきたいと思います。

インテンシブコースのガイダンス(図1)を行った後、多職種連携についてのクイズとレクチャーを行いました。多職種連携を行うためには、①個々の専門能力、②コミュニケーション能力や医療・保険・福祉に共通する価値観、③他の専門職と協働する能力が必要です。平成29年度のインテンシブコースでは、特に「他の専門職と協働する能力」を実際の事例を用いたグループワークを通じて身に着けることを目標としています。

 H29 第1回インテンシブコース(4月23日) (図1)

ワールド・カフェでは、「重症児・医療的ケア児の診療・ケア・支援について、現在やっていること・できていること」、「重症児・医療的ケア児の診療・ケア・支援について、できていないこと・難しいこと」を受講者全員で話し合い、他の専門職と協働する能力に関して「自分自身の目標」を設定しました。

「在宅人工呼吸器装着児のケアをすることができる」、「福祉に詳しくなる」、「本コースで顔の見える関係を作り、なんでも相談し情報収集できるチームを作る」など、受講生それぞれの目標が設定されました。